8.別れさせ屋の費用に差が出る理由
別れさせ屋を依頼する場合、費用として着手金、成功報酬、経費を支払う必要があります。費用の大半を占めるのが着手金ですが、依頼人によって内容が異なるため費用に差が出ることがあります。別れさせ屋の費用に差が出る理由を解説します。
■依頼する地域
別れさせ屋の費用は、依頼する地域によって変わります。これは、調査や工作を実施する地域によっては出張費がかかることがあるからです。
別れさせ屋は本社を東京に置いていることが多く、本社から遠い地域で工作を行う場合は、そこまでの往復の交通費や宿泊費が必要になります。
東京で工作を行う場合は出張費がかからないので、その分費用を抑えることができます。基本的に、本社から遠くなるほど料金が高くなるということです。
■持っている情報量
依頼者が持っている情報の量によって費用は変わります。
これは、情報が少ない場合、別れさせ屋は十分な情報を集めるために動かないといけないからです。
例えば、元彼と今付き合っている彼女を別れさせる依頼では、彼女を対象者として工作を進めることになり、対象者に男性工作員を接触させ、疑似恋愛を仕掛けて気持ちを動かすといった方法で別れさせようとします。
しかし、対象者の彼女については情報がほとんどない場合、住所、職場、行動パターン、趣味、好みなどの調査を何度も行わないといけません。
調査の相場は、6~15万円だといわれています。
情報量が多く調査する必要がない場合は0円で済みますが、情報が十分でない場合はどんどん費用が高くなってしまうのです。
■調査や工作の難易度
調査や工作の難易度が高いほど、実働回数が多くなるため費用も高くなります。
例えば、不倫している夫とその相手を別れさせる依頼で、不倫相手を対象者として工作を行うとします。
難易度が高くなるのは、対象者は働いておらず家からほとんど出ない場合です。また、小さな子供がいて対象者が1人になることが少ないと、工作員の接触が難しくなります。
このような状況では、調査や工作の回数が多くなるため、それだけ費用がかかってしまうのです。
別れさせ屋の費用が変動する理由について紹介しました。費用が大きく変わる要素は、地域、情報量、難易度です。自分が依頼しようとしている内容が、高くなるかある程度抑えられるか見当が付いたのではないでしょうか。安くなるといっても数十万円はかかるため、相談の段階でしっかり料金について確認しておきましょう。