「別れさせ屋」という言葉は、もうみなさんご存知ですよね。
今から20年ほど前になりますが、テレビで「別れさせ屋」をテーマとしたドラマが放映され、漫画や小説でも取り上げられるなど、「別れさせ屋」は現在、広く一般的な認知度を得ています。
しかし、本当のところ、「別れさせ屋」がどんな風に仕事をしているのかについては、よく知りませんよね。
ここでは、別れさせ屋のアレコレについて、簡単にご紹介します。
■まず疑問!別れさせ屋って実在しているの?
ドラマや漫画では別に珍しくもない「別れさせ屋」ですが、本当に会社として実在しているのでしょうか?
答えはYES。インターネットで「別れさせ屋」と検索すると出るわ出るわ、山のように会社のサイトが表示されます。
もちろん、玉石混合で、実際に活動しているのか怪しい会社もありますが、1990年代から続く、老舗と呼ばれるような会社もあるようです。
■次の疑問!別れさせ屋の仕事って?
「別れさせ屋」の仕事内容は、依頼を受けて、「ターゲットと相手を別れさせる」ことが仕事です。
こう書くと(あぁ、夫に浮気された奥様が、夫と浮気相手を別れさせたいと依頼するんだな)と考えがちです。
確かに、ひと昔前の「別れさせ屋」のメインの依頼はそれでした。
しかし今は、愛人と手を切りたい、悪友と別れたい、ストーカーから逃げたいなど、依頼人も依頼内容も様々で、中にはたばこやお酒と別れたい、なんて依頼もあるそうです。
■別れさせ屋はどうやってターゲットを別れさせるの?
ターゲットを別れさせる方法は、会社により様々のようです。
簡単な方法の1つに、ターゲットの素行を調査して、結果ターゲットがその相手以外の人とも交際しているとわかった場合(いわゆる二股)、相手にその事実を暴露してターゲットへの気持ちをなくさせるという方法があります。
これなら調査費用のみで安上がりですが、ドラマのように、ターゲットに偶然を装い接触し、誘惑し、ターゲットの方から相手に別れを告げてもらう方法も、実際に使われているようです。
■まとめ
別れさせ屋は本当に実在し、仕事内容は「ターゲットと相手を別れさせる」ことです。
別れさせる方法は会社によって異なり、昔は女性が夫と浮気相手を別れさせるといった依頼がメインでしたが、現在は依頼人も依頼内容も多岐にわたっています。